夜の都市を疾走!F1シンガポールGPのユニークなサーキット【マリーナベイストリートサーキット】の特徴に迫る

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F1シンガポールグランプリの開催地マリーナベイストリートサーキット。

初開催の2008年からコースレイアウトは多少変化しつつも、シンガポールを毎年変わらず盛り上げてくれています。

そのユニークな市街地コースの特徴をまとめていきます。

F1シンガポールGPのまとめ記事はこちら!

【F1シンガポールGP観戦ガイド】これを読んでナイトレースを楽しもう! - Singapore Lab - シンガポールラボ

【F1シンガポールGP観戦ガイド】これを読んでナイトレースを楽しもう! - Singapore Lab - シンガポールラボ

F1ファン、シンガポールファン必見のイベント、F1シンガポールGP。今回は現地観戦完全ガイドとして、観戦前に知っておきたいポイントを紹介します。これを読めば満足度UP間違いなし!

市街地を轟音とともに爆走

市街地を轟音とともに爆走するF1カーの様子
ドライバーの視線も感じられるほどの近さ

シンガポールのビジネス、観光の中心地マリーナベイに特設されるマリーナベイストリートサーキット。

公道を利用して設置されるコースであり、マリーナベイサンズやシンガポールフライヤーなど周辺の風景や建物が、レースの背景となります。

壁ギリギリを攻めるドライバー

コースのほとんどにはランオフエリア(コース両脇のスペース)がなく、壁のキワッキワ、スレッスレを超高速F1カーが疾走します。

ドライバーの度量と技量が試されるコースですが、観客側からすると大迫力で楽しめるんですよね。

POINT

コース幅が狭く抜きにくかったり、壁に少しぶつかってもセーフティーカー出動でレースの制限が起こりやすかったりで、レース好きからは嫌われやすいかも…

大忙しのセーフティーカー

初開催からこれまで、セーフティーカーの出動率は100%!

そのため、レース時間も長くなりがちです。

時間制限での終了は少し残念ですが仕方ないですよね。

POINT

シンガポールGPの成功もあってか、徐々に市街地コースでの開催が増えている印象です。歴史ある市街地コースモナコGPの開催が危ぶまれてはいますが…

暗闇に浮かび上がるコース

暗闇に浮かび上がるコースの様子
コース上は昼間のような明るさ

F1では初となる夜間でのナイトレース開催となったシンガポールGP。

照明で輝くF1カーの美しさは太陽に照らされるときとは全く異なります。

人々を魅了するナイトレースは今では多くの都市で開催されるようになりました。

輝くシンガポールの夜景

市街地コースとナイトレースが組み合わさって、コースの背景が映え映えのマリーナベイストリートサーキット。

さらに花火やドローンで楽しさは倍増することでしょう。

大量の照明と大量の消費電力

コース全体に隈なく設置される投光器1,600基。

ドライバーの視界を昼のような明るさで保ちます。

その消費電力も膨大ですね。

POINT

現地では昼間をゆっくり過ごせるのと、日没前の強烈な暑さを避けられるのでナイトレース大好きです。

ドライバー泣かせの蒸し暑さ

観客の軽装がわかる様子
観客は半袖が基本

日没後のマリーナベイストリートサーキットは昼よりも涼しくなります。

そ・れ・で・も!ここは高温多湿なシンガポール。

少し歩いても汗ばむような気候で、それでなくても暑いコックピット内部は強烈な暑さに。

選手もマシンも体力を消耗

ドライバーはまるでサウナに2時間いるようなもので、体力を搾り取られます。

F1カーは高速での走行を可能にするため、エンジンやブレーキなどで発生する熱を効率的に逃がす工夫がされています。

それでも暑すぎるシンガポールでは、注意しないとすぐに不具合が起こってしまいます。

ドライバーもマシンもチームも、あ〜暑そう(他人事)。

ビールはうまいったらうまい

ドライバーやマシンなど出場する側にはきつい環境ですが、観戦する側にとっては涼し気な夜空で、なんかとても最高です(語彙力)。

夏の夜空の下、夜景や煌めくF1カーを見ながら飲むビールは格別ですね。

抜群のアクセス性

コースすぐに見えるマリーナベイサンズの様子
マリーナベイサンズもすぐそこ

シンガポール中心に位置するマリーナベイストリートサーキット。

会場へのアクセスも楽々です。

地下鉄駅(ほぼ)直結

大きなショッピングモールのある地下鉄駅「シティホール」からは、入退場GATEまで人の流れがあるぐらい駅チカです。

仕事帰りに行ってもよし、デートで行ってもよし。

F1のイベントの合間や終わってからすぐにモールやカフェに行けるのもとてもありがたいですね。

注意したい交通規制

市街地に特設されるコースのため、普段は乗用車やバス、タクシーの通る道が使えなくなります。

バスに関しては迂回運行となり、渋滞も酷くなりやすいため、現地の人からは不評の声もチラホラ…

POINT

会場へのアクセスは、公共交通機関(特に電車)を使うのがおすすめです。

空港からの所要時間目安

シンガポールの玄関口チャンギ空港はシンガポール最東部にあります。

国土の小さいシンガポールですから、入国後空港からマリーナベイストリートサーキットまでもそう遠くありません。

タクシーで約20分

シンガポールでは配車アプリの普及や車の購入価格高騰により、タクシーを利用する機会も多くあります。

空港から直接レースの会場に行くことはあまりないと思いますが、タクシーで20分ほどの距離です。

途中までは順調でも、会場に近づくほど交通量が多くなり想定より時間がかかってしまうかも。

余裕を持って行動しましょうね。

電車で約50分

上述の通り地下鉄駅すぐに入退場GATEがありますので、電車でチャンギ空港からシティホール駅までいくのもストレスはそうかかりません。

東西線イーストウエストライン(緑色)に乗り込み、タナメラ駅で簡単な乗り換え後あっという間に到着です。

地下鉄と言いつつ、途中までは地上を走っているので、シンガポールの風景をお楽しみいただけます。

まとめ

熱戦が繰り広げられるF1シンガポールグランプリの舞台マリーナベイストリートサーキット。

一度足を踏み入れたら、あなたも虜になること間違いなしです。

ぜひ、マリーナベイストリートサーキットへ足を運んで、独特の雰囲気と興奮を体験してみてください!

ご拝読ありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。

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