シンガポール在住者にInteractive Brokersをおすすめする理由

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私はシンガポール在住で日本の証券会社の口座を持つことができないため、オンライン証券取引会社インタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers:IB)で株式投資の取引を行っています。

初心者から玄人まで個人投資家にすごくおすすめできるIBですが、情報を発信する人が少なく、その良さが知られていないと感じています。

そこでアンバサダーでもなんでもない私が勝手に啓蒙していこうと思います。

POINT

ここに掲載されている情報は投資の助言を目的としておらず、単なる情報提供のみを目的としています。投資に関する決定を行う際には、ご自身の判断でリスクを十分に評価し、専門家や財務アドバイザーとの相談をお勧めします。当ブログの情報に基づいて行われた取引や投資の結果について、著者は一切の責任を負いかねます。

2024年注目の銘柄はこちらの記事へ!

トランプ大統領再選で注目の米国株8カテゴリー16銘柄 - Singapore Lab - シンガポールラボ

トランプ大統領再選で注目の米国株8カテゴリー16銘柄 - Singapore Lab - シンガポールラボ

米国株式市場は常に政治的な出来事に敏感です。選挙シーズンも含めて大統領の手腕や政党、政策の動向が株価に大きな影響を与えることがあります。この記事では、トランプ大統領再選で注目すべき米国株を8カテゴリー16銘柄紹介します。

IB概要

IBは、米国に本拠を置く世界的なネット証券取引会社です。

米国株をはじめ、日本株やシンガポール株、またETFやオプションなど、世界の主要な国、様々な投資先にアクセスできて、とにかく低コストな取引を可能にします。

海外在住でも利用可

インタラクティブブローカーズおすすめ|海外在住でも利用可

いきなり日本在住の方に関係ない話になりますが、日本の証券会社では非居住者(いわゆる海外在住者)の口座所有や取引が禁止されています。

IBでは居住国に関係なく口座開設、世界市場の取引が可能ですので、日本国外に住んでいる方はまず口座開設を検討すべきです。

日本株も買える

日本株は他国の企業や銘柄と比べて、馴染みのある銘柄も多く、投資ポートフォリオに組み入れたい人も多いと思います。

米国を本拠とするIBですが、インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社として日本にも法人があり、日本の投資商品にも容易にアクセスできて安心です。

日本の投資商品一覧

  • 株式
  • 有価証券オプション
  • 先物
  • 先物オプション

日本語で使える

口座の管理画面も日本語で利用可能で、慣れない言語で無駄に疲れることもありません。

ただ、たまに翻訳されずに英語のままの箇所がありますが、海外製ツールあるあると言えるでしょう。

そんな時も焦らず寛容な態度で受け入れましょう。

圧倒的に安い手数料

インタラクティブブローカーズおすすめ|圧倒的に安い手数料

IBをおすすめする理由は、はっきり言って「低コスト」ここにつきます。

全ての取引が圧倒的に低コストで、投資額の大小に関わらず、またアクティブなトレーダーから投資頻度の少ない長期投資家まで、投資成績を上げるために大きなメリットになります。

米国株最低手数料がUSD 1

IBの米国株&ETFの最低手数料はUSD 1です。

IBの手数料は少し特殊で総額に対する割合ではなく1株あたりで計算します。

1回の取引の株数が300,000株以下の場合、株数×USD 0.005なので、200株未満の取引は常にUSD 1です。

これがどのくらいすごいか、世界トップレベルの企業として投資している人も多いであろうマイクロソフト(Microsoft)[MSFT](USD 400)で簡単に計算していきます。

一般人はほぼ最低手数料適用

日々の為替変動が激しいので、計算を簡単にするため、USD 1=150円としていきます。

一般の個人投資家であれば、ほぼ150円と言えます。

費用(USD)|費用(JPY) 株数 手数料(USD)
400|¥60,000 1 1
800|¥120,000 2 1
3,200|¥480,000 8 1
7,200|¥1,080,000 18 1
9,600|¥1,440,000 24 1
19,200|¥2,880,000 48 1
38,400|¥5,760,000 96 1
80,000|¥12,000,000 200 1
160,000|¥24,000,000 400 2
240,000|¥36,000,000 600 3

マイクロソフトは1株あたりの価格が高いため、手数料はほぼUSD 1=150円と言っていますが、米国株は比較的単価の高い株が多く、他の有名株などでも同じように最低手数料での取引が主流になるでしょう。

株単価が低い株でも安い

では株単価の低い、安い株の購入ではどうかと言うと、それでも普通に安いです。

私の大好きなパランティアテクノロジーズ(Palantir Technologies)[PLTR]で見てみましょう。

PLTRの株価は変動が激しいので、切りの良いUSD 20としています。

費用(USD)|費用(JPY) 株数 手数料(USD)
20|¥3,000 1 1
200|¥30,000 10 1
1,000|¥150,000 50 1
3,000|¥450,000 150 1
6,000|¥900,000 300 3
12,000|¥1,800,000 600 6
24,000|¥3,600,000 1,200 12

1回の投資が50万円程度であれば、手数料はUSD 1=150円で抑えられます。

手数料率で言えば0.03%で低いですし、売却時も同じです。

売却手数料率がこれより高かったり、そもそも割合で固定されたりしている他と比べて、株価が上がれば上がるだけ割安になるこの仕組みは、かなりお得感ありますよね。

実質コストがとても安い

IBは、上述の通り取引手数料を基本株数に応じて、しっかりと徴収していて、一般的なネット証券会社で最近多い、「購入手数料無料」ということをしていません。

一見、無料の方が安くてお得だと思ってしまいますが、投資や手数料ビジネスにおける「無料」という言葉には注意が必要です。

購入も売却も同じ格安手数料

購入時も売却時も同じ手数料形態であるIBでは、「購入手数料を無料にしておいて、売却手数料が高い」というわかりやすい罠にはまる恐れがありません。

株式分割など自身でコントロールできない変化は別として、基本的には購入時の手数料と売却時の手数料は同じになります。

隠れコストがない

また日本人が日本株を購入するのと違って、投資信託や日本で取り扱いのある海外ETFを除いて、米国株やシンガポール株など海外株を購入するときに、両替が必要です。

私は収入がSGDですので、米国株を購入するときにUSDに両替しますが、この両替手数料も馬鹿にできません。

両替手数料を無料にしている取引所もありますが、IBでは手数料をしっかりと徴収していて、その代わりいわゆるスプレッド、為替手数料をかなり抑えています。

「手数料」だけ見ると、「無料」の方が安く見えますが、両替時のレートによっては、断然IBの方が実質コストが安いということは結構あると思います。

入出金手数料が無料

入出金に関しては、IB自体に手数料はなくて、シンガポールのローカル銀行側の努力もあるかもしれませんが、送金手数料などもかからないため、入出金において無駄な出費はありません。

銀行にあるSGD 10,000をIBに入れたら、SGD 10,000がそのまま入金され、出金時も手数料がないので、SGD 10,000をそのまま銀行に戻すことができます。

シンガポール在住者は、IBのシンガポール法人 Interactive Brokers Singapore Pte. Ltd.で口座開設することになり、基本通貨はSGDです。

初心者にも使いやすい

インタラクティブブローカーズおすすめ|初心者でも使いやすい

IBの取引プラットフォームは、使いやすさと機能性が両立しています。

初心者投資家でも直感的な操作が可能であり、また豊富な教育リソースやサポートが用意されているため、投資の初心者でも安心して利用できます。

その中でも私のお気に入りの機能、操作を挙げていきます。

厳重なセキュリティ

高額な株式資産を預ける口座は、不正アクセス・不正利用の防止対策を最優先で考えるべきです。

パスワード強度を気にするのはもちろん、二段階認証によってセキュリティを強化する必要性は言うまでもありません。

セキュリティを強化することは、利便性を失うことにも繋がりますが、IBではそのストレスが小さく感じます。

IBアプリでの二段階認証

IB口座へのパソコンからのログイン時は、自身のスマホカメラで画面に表示されるQRコードを読み取って、私の場合iPhoneの顔認証で完了します。

Googleの認証アプリと違って、アプリ画面を遷移して6桁のコードをコピペしたり、更新期限に焦って対応する必要がないのがお気に入りです。

またGoogleの認証アプリには他の認証設定がたくさんあるため、スマホカメラとIB製アプリのみのIBの二段階認証にはスッキリして助かっています。

簡単な入出金

手数料がないことによるポジティブな印象が強いかもしれませんが、入出金に関してもストレスなく、すぐに資金の移動が可能です。

Webブラウザもストレスフリー

IBでもスマホアプリとデスクトップアプリを提供していますが、私は複雑な取引もしませんし、口座内で優良銘柄を探すこともしませんので、基本的にWebブラウザでの操作のみです。

Webブラウザもすっきりとしてわかりやすいデザインなので、特定の株の取引と月一回ぐらいでレポートの確認ぐらいしかしませんが、ストレスなく操作できます。

まとめ

インタラクティブブローカーズおすすめ|まとめ

IBは世界的なネット証券取引会社であり、シンガポールをはじめ、海外在住者でも利用可能です。

低コストの取引手数料や使いやすい取引プラットフォームは、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

米国株式投資を始めたい投資家にとって、優れたパートナーとなることでしょう。

投資の世界に足を踏み入れる際には、その低コストと使いやすさを活かして、IBを検討してみてください。

適切な投資を長く続けましょう!

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